ビルトイン2口IHクッキングヒーター交換配管電気工事|交換機種:HT40SC コンパクトタイプ 日立|川崎市川崎区
こんにちは。川崎市川崎区の電気工事会社「川崎市川崎区電気工事.com」です。
毎日使うIHクッキングヒーター。「IHクッキングヒーターってどんな種類があるの?」「どの機種への交換がいいのかしら?」「IHクッキングヒーターの補助金ってあるの?」とお悩みや疑問をお持ちの方も多くいらっしゃいます。
この記事では、一般的な家庭用IHのカテゴリ説明や『ビルトイン型』の交換目安、ご自身でできるメンテナンス方法について、交換工事の事例を交えながら分かりやすくご紹介します。ぜひ最後までお読みください。
IHクッキングヒーターの種類
– 設置方法による4つのカテゴリ
ビルトイン型IHクッキングヒーターの交換を検討する際、まずはご自宅の設置環境や用途に適したタイプを知っておくことが大切です。IHクッキングヒーターは、主に設置方法によって以下の4つに分類されます。
1. ビルトイン型(システムキッチン組み込み)
- 特徴:システムキッチンの調理台に完全に埋め込まれるタイプです。見た目が美しく、天板とカウンターに段差がないため、非常に掃除がしやすいのが特徴です。
- 用途:新築や大規模なリフォーム時に採用されます。ご質問のあった「HT-40SC」は、このビルトイン型の中でも幅45cmのコンパクトな2口タイプです。
- 設置:設置には、キッチン台の開口部に合わせて組み込む工事が必要です。
| デメリット | 詳細 |
| 初期費用と設置費用が高い | 本体価格が高価な機種が多く、システムキッチンへの組み込みや、新規の200V電源配線工事が必要になるため、初期費用が最も高くなります。 |
| 交換時の制約 | 交換時に、キッチンの開口寸法や電気配線の状況に合う機種を選ぶ必要があり、自由に機種を選べない場合があります。(特に今回のような45cm幅は機種が限られます) |
| 調理場所の固定 | 設置場所が固定されるため、レイアウトの変更ができません。 |
2. 据置型(据え置きタイプ)
- 特徴:従来のガスコンロがあった場所に、そのままポンと置いて使用するタイプです。設置工事が比較的簡単で、キッチン本体の工事が不要です。
- 用途:キッチン全体のリフォーム費用を抑えたい場合や、賃貸物件などでガスコンロからIHに切り替えたい場合に選ばれます。
- 設置:専用の台座やキャビネットが必要になる場合がありますが、大掛かりな加工は不要です。(電源工事は必要です)
| デメリット | 詳細 |
| デザイン性 | ビルトイン型に比べると、キッチンとの一体感が薄れ、見た目がやや劣ることがあります。 |
| お手入れ | 設置台座と本体の間に隙間ができる場合があり、そこに油やホコリが入り込むとお手入れが面倒になることがあります。 |
| 設置スペース | 既存のガスコンロのスペース(主に幅60cm)に合わせるため、キッチンの作業スペースが広がったり狭くなったりはしません。 |
3.卓上型(ポータブルタイプ)
- 特徴:電源コードでコンセントに接続し、どこでも使える持ち運び可能なタイプです。1口モデルが主流で、非常にコンパクトです。
- 用途:鍋料理や焼肉などの卓上調理、またはキッチンの補助的な加熱器具として使用されます。手軽さが最大のメリットです。
| デメリット | 詳細 |
| 火力の限界 | 多くのモデルが100V電源を使用するため、200Vのビルトイン型や据置型に比べると火力が弱く、調理に時間がかかることがあります。 |
| 安定性 | テーブルやカウンターの上に置いて使用するため、調理中に動いたり、不安定になるリスクがわずかにあります。 |
| 安全性 | コードが露出するため、引っかけてしまうなどのリスクに注意が必要です。 |
4. 一体型(カウンター一体型)
- 特徴:キッチンカウンター(天板)とIHヒーターが継ぎ目なく一つの素材でできている、デザイン性が高いタイプです。
- 用途:ハイエンドなオーダーキッチンや、清掃性とデザイン性を極限まで追求したい場合に採用されます。
| デメリット | 詳細 |
| 費用 | フルオーダーのキッチンになるため、本体価格も工事費用も最も高額になります。 |
| メンテナンス | 故障した場合、IH部分だけを修理・交換することが難しく、キッチンカウンターの一部または全部のメンテナンスが必要になることがあります。 |
ビルトイン型IHクッキングヒーターの交換目安とメンテナンス
1. ビルトイン型IHの交換時期の目安
IHクッキングヒーターは家電製品であり、内部の電気部品や電子部品には寿命があります。
- 耐用年数の目安: 一般的に、設計上の標準使用期間は約10年とされています。
- 交換推奨時期: 設置から8年〜12年が経過した頃が、故障のリスクが増すため交換を検討する一つの目安となります。
交換を検討すべき具体的なサイン
使用期間にかかわらず、以下のような症状が見られた場合は、部品の劣化や故障のサインです。
- 火力が不安定になる: 設定した火力が出ない、途中で火力が落ちる。
- 電源が入らない/途中で切れる: 制御基板やセンサーの故障の可能性。
- エラーコードの頻発: 取扱説明書にないエラーコードや、頻繁にエラーが表示される。
- トッププレートのひび割れ: 衝撃によるものか経年劣化かに関わらず、ひび割れは感電や水濡れによる故障の原因となるため、すぐに使用を中止し点検が必要です。
2. ご自身でできる日常のメンテナンス方法
IHクッキングヒーターの最大のメリットの一つは、お手入れのしやすさです。日常の簡単な清掃で、長持ちさせることができます。
トッププレートの清掃:
- 調理後、熱が冷めてから、食器用洗剤を薄めたものや専用クリーナーを使い、スポンジや丸めたラップなどで優しく磨きます。
- 焦げ付きは、IH専用の硬いヘラで削り取るか、重曹ペーストなどを塗り付けてから拭き取ると効果的です。
吸排気口の清掃:
- 本体の前面や排気口付近にホコリが溜まると、内部の冷却が妨げられ故障の原因になります。
- 定期的に掃除機でホコリを吸い取る、または濡らした布で拭き取ってください。
3. 専門業者による点検・交換が必須な理由
電気配線が関わるビルトインIHは、ご自身での修理や交換は絶対に避けてください。
- 火災・漏電のリスク: IHは200Vの高電圧電源を使用しており、配線を間違えると火災や漏電の危険性があります。
- 設置の適合性: キッチンの開口部寸法や、電源ケーブルの接続・固定を正しく行うには、専門的な知識と電気工事士の資格が必要です。
大まかな交換作業工程
1. 準備・旧IHの取り外し
- ① 電源の遮断と確認: IH専用ブレーカーを「OFF」にし、テスター等で電源が遮断されていることを必ず確認します。(200Vの高電圧作業のため、最も重要な工程です。)
- ② 既存IHの撤去: 設置されていた古いIHクッキングヒーターを、配線を外し、キッチンカウンターの開口部から慎重に取り出します。
2. 開口部の清掃と調整
- ③ 開口部の清掃: 古いIHを撤去した後、設置スペースに残った焦げ付きや油汚れをきれいに清掃します。(新しいIHをより安定して設置し、虫などの侵入を防ぐためです。)
- ④ 必要に応じた調整: 新しい機種のサイズに合わせて、開口部を調整(必要であれば専用部材で隙間を埋める)します。
3. 新IHの設置と接続
- ⑤ 電源配線の接続: 新しいIHクッキングヒーターの電源ケーブルを、ブレーカーから伸びる専用配線に正確に接続・結線します。
- ⑥ IH本体の設置: 本体をキッチンカウンターの開口部に正確に組み込み、固定金具でしっかりと固定します。
4. 試運転と確認
- ⑦ 試運転と機能確認: ブレーカーを「ON」に戻し、電源が入ること、左右のIHヒーターが高火力まで問題なく発熱することを確認します。
- ⑧ お客様への説明: 新しい機種(HT-40SC)の操作方法(火力調整、タイマー、安全機能など)や、日常のお手入れ方法を説明して完了です。


| 既設機種: | – |
| 交換機種: | HT40SC コンパクトタイプ 日立 |
| 対応地域(エリア): | 神奈川県川崎市川崎区 |
ビルトインIHクッキングヒーターの交換は、単に古い機器を取り替えるだけでなく、ご家族の安全と日々の快適な調理環境を守るための重要な投資です。
IH交換には、200Vの電気配線が関わるため、電気工事士の資格を持つ専門業者による確実な作業が不可欠です。ご自身で判断せず、本体の不調や耐用年数を超えていると感じたら、まずは私たちのような専門業者へお気軽にご相談ください。
お客様のキッチン状況とライフスタイルに最適な機種選定から、安全で丁寧な交換工事まで、責任をもってサポートさせていただきます。
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