コロナホームジュニアIIの点検ランプが点灯したら?メンテナンス時期と交換部品の解説と電気工事の要否について|24時間風呂据え置き設置タイプの点検電気工事 – 川崎市川崎区
こんにちは。川崎市川崎区の電気工事会社「川崎市川崎区電気工事.com」です。
コロナホームジュニアIIのパネルで『点検』ランプが点滅し始め、不安を感じていませんか?
24時間風呂は10年が点検の目安。しかし、単なるフィルター掃除と違い、水回りの電気配線や絶縁状態の確認は、目視だけでは不十分です。

本記事では、安全に使い続けるための消耗品交換と、なぜ有資格者による点検・電気工事が必要なのかを分かりやすく解説します。
コロナホームジュニアIIの「点検」ランプ(888表示)の正体
コロナホームジュニアIIの操作パネルに、突如として「888(または88)」という数字が点滅し、あわせて「点検」ランプが赤く光ることがあります。
「急に壊れたの?」「お風呂に入っても大丈夫?」と驚かれる方も多いですが、実はこれ、機械の故障を知らせるエラーコードではありません。
これは「寿命」ではなく「定期検診」のサイン
この表示は、メーカーが設定した「設計上の標準使用期間(約10年)」に到達したことを知らせるタイマーのようなものです。24時間風呂は、湿気が多く温度変化も激しい過酷な環境で、365日24時間休まず稼働し続ける特殊な家電です。
そのため、長年使い続けると以下のような目に見えないリスクが高まります。
- 電気回路の絶縁劣化(漏電や火災の原因)
- モーターやポンプの摩耗(異音や異常発熱の原因)
- 防水パッキンの硬化(水漏れによる漏電事故の原因)
なぜ「点検」ランプが消えないのか
この「888」表示は、ユーザーがボタン操作でリセットすることはできません。
なぜなら、「専門技術者が内部をしっかり点検し、安全であることを確認した上でリセットする」ことが前提の仕組みになっているからです。
電気工事会社から見た「888」の重要性
私たち電気工事のプロから見れば、この10年という節目は非常に重要です。たとえお湯がいつも通り温かくても、内部の配線が腐食していたり、アース線が錆びて機能していなかったりすることがあるからです。
「まだ動くから」と放置せず、大きな事故が起きる前に「健康診断」を受けるための合図だと捉えていただくのが一番の安心に繋がります。
電気×衛生の連動リスク
- 殺菌システムの停止機能:
コロナホームジュニアIIの「紫外線ランプ(殺菌灯)」や「オゾン発生体」は電気で動いています。10年経って回路や端子が腐食・劣化すると、これらが正しく作動しなくなり、見た目はお湯が循環していても、実際には殺菌できていない状態(=菌の温床)になります。 - ポンプの能力低下:
電気系統の経年劣化でポンプの回転数が落ちると、お湯の循環スピードが鈍ります。すると、死角となる配管内に汚れが溜まりやすくなり、レジオネラ属菌などの増殖リスクが急激に高まります。 - 絶縁劣化とバイオフィルム(ぬめり):
内部で微細な漏電や異常発熱が起きると、特定の箇所が菌にとって「繁殖しやすい温度」になってしまうことがあります。
定期的に交換が必要な「主な消耗品」リスト
コロナホームジュニアIIの性能を維持するためには、定期的な部品交換が欠かせません。これらを怠ると、汚れが溜まってポンプに負荷がかかり、結果として電気系統の寿命を縮める原因にもなります。
① 日常~数ヶ月で交換するもの(ユーザー自身で可能)
トップフィルター(不織布)
- 交換目安:2〜4週間に1回(汚れが目立ったら)
- 役割:髪の毛や垢などの大きなゴミを一番最初にキャッチします。ここが詰まると吸い込みが悪くなり、ポンプに余計な負荷がかかります。
活性炭(バインド炭)
- 交換目安:約半年〜1年
- 役割:水のニオイや濁りを吸着して取り除きます。お湯の透明感を保つための要です。
② 1年〜2年ごとに交換するもの(推奨)
紫外線ランプ(殺菌灯)
- 交換目安:約1年(または累積点灯時間による)
- 役割:お湯を強力に殺菌し、レジオネラ属菌などの繁殖を抑えます。見た目は光っていても、殺菌能力が落ちていることが多いため、定期交換が非常に重要です。
ろ過材(セラミックス)
- 交換目安:1年〜2年
- 役割:お湯を浄化し、ミネラル分を補給します。洗浄して繰り返し使えますが、表面の気孔が目詰まりしてくると浄化能力が低下します。
③ 専門点検時に確認・交換すべきもの(プロの領域)
10年点検のタイミングなどで、電気工事の専門家がチェックすべき項目です。
- 内部ホース・パッキン類:ゴムの劣化による水漏れは、電気回路のショートに直結します。
- オゾン発生体:殺菌・脱臭をサポートする部品ですが、経年劣化で能力が落ちます。
- 各部配線の被覆:熱や湿気で配線が傷んでいないか、絶縁測定と合わせて確認します。
なぜ、24時間風呂に「点検電気工事」が必要なのか
24時間風呂は、家電製品の中でも特に過酷な条件で使用されています。「お湯(水)」と「電気」という、本来であれば最も近づけてはいけない二つが隣り合わせで動いているからです。
単なる「清掃」ではなく、有資格者による「点検電気工事」が必要な理由は、主に3つのリスクを回避するためです。
① 絶縁劣化による「感電・漏電」のリスク
10年という歳月は、機器内部の電線を保護している「被覆(ひふく)」を確実に劣化させます。特に浴室周辺の湿気や熱により、目に見えないひび割れから電気が漏れ出す(漏電)危険があります。
プロの仕事: 専門の絶縁抵抗計(メガー)を使用し、数値として漏電の危険がないかを厳密に測定します。これは一般の方には不可能な「電気の健康診断」です。
② コンセント周りの「トラッキング現象」
据え置きタイプの場合、脱衣所などのコンセントから電源を取ることが多いですが、ここにホコリと湿気が溜まると、突然発火するトラッキング現象が起こりやすくなります。
プロの仕事: コンセント差込口の変色や熱、接触不良がないかを確認し、必要であれば耐湿型のコンセントへの交換や、配線の引き直しを提案します。
③ アース線(接地)の機能確認
万が一の漏電時に電気を地面に逃がし、人体への感電を防ぐのが「アース線」の役割です。しかし、長年の湿気でアース端子が錆びていたり、線が断線して「つながっているフリ」をしているケースが多々あります。
プロの仕事: アースが正しく機能しているか、専用の測定器で接地抵抗値を確認します。これが機能していない24時間風呂は、非常に危険な状態と言えます。
「動いているから大丈夫」が一番危ない
電気のトラブルは、火災や感電が起きるその瞬間まで「普通に動いている」ように見えます。コロナホームジュニアIIの点検ランプ(888表示)は、こうした「目に見えない電気的限界」をプロにチェックしてもらうための、メーカーからの最終警告なのです。
「電気工事士の資格が不要な作業」と「必要な作業」
コロナホームジュニアIIのメンテナンスには、ユーザー自身で手軽にできる「お手入れ」と、法律で定められた有資格者(電気工事士)しか行えない「電気工事」の2種類があります。
この線引きを正しく理解することが、機器を長持ちさせ、かつご家族の安全を守るための第一歩です。
【資格不要】日常的に行えること
これらは日々の清潔を保つための作業で、特別な資格は必要ありません。
- フィルターの洗浄・交換: トップフィルター(不織布)やろ過材の清掃。
- 消耗品の補充: 活性炭の入れ替えや、お手入れセットの交換。
- 電源プラグの抜き差し: 既設のコンセントに対してプラグを抜き差しすること。
- 浴槽本体の清掃: スポンジなどを使った日常的なお掃除。

これらは日々の清潔を保つための作業で、特別な資格は必要ありません。
【資格必要】「電気工事士」に任せること
「電線を直接いじる」「電気の通り道を作る」作業は、火災や感電のリスクを伴うため、第二種電気工事士以上の資格が必要です。
- 電源コードの修理・加工: コードの被覆が剥がれた際の補修や、長さを変えるための加工。
- コンセントの増設・交換: 浴室付近に専用コンセントを新設したり、古くなったコンセントを耐湿型へ交換すること。
- アース端子の設置・改修: 漏電時に電気を逃がすための接地極(アース棒)の打ち込みや端子への接続。
- 内部基板やモーターの配線接続: 10年点検時に見つかった内部配線の劣化による部品交換作業。
「DIYでの電気配線」はなぜ危険なのか?
最近はネット動画などで修理方法が紹介されていることもありますが、24時間風呂は「水・湿気・電気」が共存する特殊な環境です。
- 接続がわずかに緩いだけで発熱・発火する
- 絶縁処理が不完全だと、浴槽のお湯を通じて入浴者が感電する
といった最悪の事態を招きかねません。
「たかが配線一本」と思わず、電気の通り道に関わる作業は、必ず私たちのような電気工事のプロへご相談ください。
電気工事のプロが行う「24時間風呂・安心点検」の工程


一般的な清掃業者とは異なり、電気工事会社が点検にお伺いした際は、以下の「電気系統の精密診断」を主に行います。
① 絶縁抵抗測定(漏電チェック)



専用の「絶縁抵抗計(メガー)」を使用します。機器内部の回路から電気が外に漏れていないかを数値で測定します。
ここがプロ: 目視では絶対にわからない、配線の被覆劣化や内部の結露による漏電リスクを1分で判別します。
② 接地(アース)抵抗測定
アース線が正しく地面につながり、万全の機能を果たしているかを確認します。
ここがプロ: 接続されているように見えても、地面の中で断線していたり、端子が錆びて抵抗値が高くなっている場合があります。これを専用機器で計測し、感電事故を未然に防ぎます。
③ コンセント・電圧チェック
電圧が安定しているか、コンセント本体が異常発熱していないかを確認します。
ここがプロ: 24時間風呂は消費電力が大きいため、コンセントの「ゆるみ」が火災に直結します。締め付けの確認や、焦げの有無をプロの目で診断します。
④ 内部配線・端子台の目視点検
本体のカバーを開け、基板やモーターに接続されている電線の「被覆のひび割れ」や「端子の変色」をチェックします。
ここがプロ: 湿気による青錆(あおさび)など、故障の前兆を見逃さず、必要であればその場で接点の磨き直しや補修を行います。
⑤ 漏電遮断機の動作テスト
万が一の際に電源を遮断する安全装置が、コンマ数秒で正しく作動するかをテストします。
5. 10年経ったら「点検」か「買い替え」か?
「点検ランプが点いたけれど、点検費用を払って使い続けるべきか、いっそ新しく買い替えるべきか……」
コロナホームジュニアIIを長年愛用されてきたお客様から、最も多くいただくご相談です。電気工事のプロの視点から、後悔しないための判断基準をまとめました。
「点検・修理」をおすすめするケース
以下のような場合は、点検を受けて継続使用するのが経済的です。
- 本体の状態が良い: お湯の温まりが早く、異音や水漏れが一切ない場合。
- 最近消耗品を新調した: ろ過材や殺菌灯を交換したばかりであれば、点検リセットをして使い続けるメリットがあります。
- 予算を抑えたい: 最新機種への買い替えは工事費込みで数十万円かかることが多いため、点検(数万円〜)で安全が確認できればコストを抑えられます。
「買い替え」を検討すべきケース
10年という節目に、以下の症状がある場合は買い替えが安心です。
- 異音や振動がある: ポンプやモーターの寿命が近く、点検直後に故障するリスクがあります。
- 電気代が気になる: 最新の24時間風呂は省エネ性能が格段に向上しており、月々の電気代で差が出る場合があります。
- 修理部品の供給終了: メーカーでの部品保持期間が過ぎている旧型モデルの場合、一度故障すると直せない可能性があるためです。
プロの診断が「一番の節約」になる理由
「とりあえず動くから」と無理に使い続け、最悪の場合ショートして周囲の家電まで故障させたり、漏電火災を起こしたりするのが最も大きな損失です。
私たち電気工事士が点検にお伺いした際は、単にランプを消すだけでなく、「あと数年安心して使える状態か」をプロの目でシビアに診断します。その診断結果をもとに、修理か買い替えかを判断するのが、結果として一番安く、安全に済む方法です。

毎日のお風呂を「リラックスできる場所」にするために
「うちの24時間風呂大丈夫かな?」「部品交換は大丈夫?」と少しでも気になったら、ぜひ電気工事の専門家である私たちにご相談ください。数値に基づいた確かな点検で、安心のバスタイムをお守りします!
24時間風呂の点検・メンテナンス、交換や新規設置はもちろん、マンションなどの空室の原状回復に伴うIHコンロ交換、インターホン交換、照明器具のLED化などもお任せください。
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